なぜゲームセンターにクレーンゲームが多い?クレーンゲームが売上の救世主になっているって本当?

クレーンゲームの売上 特集

全国どこにでもあるゲームセンター。
実は以前と比べるとゲームセンターの数は減っているんです……。
最近のゲームセンターには、クレーンゲームが多いと思いませんか?
なぜクレーンゲームを設置しているゲームセンターが多いのでしょうか。

今回はちょっと気になる「ゲームセンターの売上事情」についてお伝えします!

こんな方にオススメ!
ゲームセンターにクレーンゲームが多い理由を知りたい方。

この記事で解ること
ゲームセンターでのクレーンゲームの売上について。

\不要になったプライズフィギュア買取も可能!/

現在のクレーンゲーム業界の現状

まずは現在のゲームセンターの件数や、クレーンゲームの売り上げについて確認してみましょう!

全国のゲームセンター数は減少傾向

1994年には全国に35,000店舗強あったゲームセンター。
大型のゲームセンターはもちろん、まちの小さなゲームセンターも多くありましたよね。
小規模の商業施設などにも、必ずと言っていいほどありました。

それにもかかわらず2021年には約10,000店舗へ減少
1994年の店舗数の3分の1以下と大きく減少しています。

売り上げは上がっていた!?

ゲームセンターが減ると、売上は減少しそうなものですが……実は上がっているんです。
2015年から2019年にかけて、特にクレーンゲームの売上は右肩上がり
2010年は1676億円だった売上は、2021年には2810億円に!
2020年は一時的に売上が下がりましたが、これはコロナの影響があったためです。

ゲームセンターは減っているのに不思議ね

ゲームセンターが減少した理由

ゲームセンターが減少した理由は、不景気コロナウイルスの影響ゲームセンター利用者の減少などがあげられます。
ゲーム機の台数が200台以下の店舗が大きく減って、201台以上の大型店が徐々に増えています。

小型店・中型店が激減

ところで最近、小さなゲームセンターが少なくなったと感じませんか?
データによると2010年に20台以下の店舗は7,932店ありましたが、2021年には5,219店と数を減らしています。

不景気やコロナウイルスなどの影響もありますが、クレーンゲームが高い売上をあげていることにも要因があります。
クレーンゲームの機械は、大型のものが多いですよね。
大きなぬいぐるみを設置したり、見本や在庫を展示したりするために、大きな機械が年々増加しています。
小規模な店舗には、大きな機械を置くスペースがありません。
さらにクレーンゲームは、定期的にプライズの入れ替えなどを行わなければならず手間がかかってしまいます。
これらの理由から、小型店舗には利益を上げやすいクレーンゲームを置きにくいのです。
結果的に収益を上げられず、潰れてしまうことが増えてしまいました。

大型店は増加傾向

小型店・中型店がなくなってしまった反面、増えたのは「倉庫系」を筆頭とする大型店!
大型店はたくさんのクレーンゲーム機を設置することができ、それはそのまま売り上げに直結します。
最近の大型店のなかには「クレーンゲーム専門店」もあり、より「クレーンゲーム一強」の傾向が強くなっています。

ゲームセンターにクレーンゲームが多い理由

結論から言うと、クレーンゲームはゲームセンターの収益の柱!
ゲームセンターにクレーンゲームが多いのは、多くの利益を得られるからなんです。

売り上げの6割強がクレーンゲーム

2021年の調べ(アミューズメント産業界の実態調査)では、ゲームセンターの売り上げ全体のうち、クレーンゲームの売り上げは62.6%にものぼります。

ゲームセンターには、音楽ゲームや対戦ゲーム、メダルゲームなどもありますが、それよりも断然クレーンゲームが売り上げが多いんです。
クレーンゲーム機の設置台数は全体ゲーム機の42.7%となっており、徐々にクレーンゲーム機の比率が増えていっています。利益があがるものを設置しようとするのは当然ですよね。

クレーンゲームは、現在のゲームセンターのメイン事業です!

小さい店舗が減ったのは寂しいな

クレーンゲームの売上が増えた理由

ではなぜ「クレーンゲーム」の売り上げは増加しているのでしょうか?
以下の主な4つの理由で利用者や利用額が増えたことが影響しています。

客の回転率が良く、利用額が多い

クレーンゲームなどのプライズゲームは他のゲームに比べて回転率が良くなっています。
例えば、アーケードゲームであればうまくいけば100円で数十分は遊べますが、クレーンゲームは100円は1分もしないうちに使いきってしまいます。
つまり、クレーンゲームは1時間で数十回プレイできるほど回転率が良いのです。

また、クレーンゲームは基本的に複数回プレイしないと景品を手に入れることができないため、短時間で連続プレイするお客さんが多く、客単価が上がりやすくなっています。

オンラインクレーンゲームの登場

アプリなどからクレーンゲームを遠隔で操作する「オンラインクレーンゲーム」
ここ数年で一気に増え、CMなどでも宣伝されているのを見かけますよね。
オンクレのクレーンゲーム機は、お客さんを招かない店舗に設置されます。
そのため時間や場所を選ばず、地代が安く済むのがメリット!
またゲームセンターほど店員を雇う必要がないため、利益を出しやすいのです。
オンクレ自体も気軽にプレイできることから、今までクレーンゲームをやったことのない人にも人気になっています。

景品の多様化・高品質化・高額化

景品の種類が増え、高級感のある魅力的な景品が増えたことも大きな理由の一つです。
以前のプライズといえば、ぬいぐるみや雑貨程度。
グッズ化するアニメ作品も多くありませんでした。
それに比べて最近は、普段使いがしやすいアイテムやコレクション性の高いアイテム、精密に作られた大型フィギュアなどが増加。
「ほしい!」と思える景品が増えたんです!
クオリティの高いプライズは1回プレイの金額が高いものが多く、何度かプレイしないと取れないものばかりです。
種類が増え、高品質になり、値段も上がったことで、人気も売り上げも上がっていきました。

ゲームセンター施設の大型化

先にも書いたように、「倉庫系」のような大型店舗が増えたことも要因。
日本のゲームセンターは、世界と比べてもクレーンゲームの台数が多い傾向があります。
お店によっては100台以上設置している場所もあり、クレーンゲームの台数のギネス記録は数年単位で日本で更新し続けているのだとか!
たくさんのクレーンゲームを置くと、遊べる人数が増える以外にも大きなメリットがあります。
1店舗でさまざまなクレーンゲームを楽しめるため、客単価が上がっているのです!
「ゲームセンターのクレーンゲームで一日中遊ぶ」ということが、大型店舗のおかげでできるようになりました。

そんな理由があったなんて知らなかったよ

まとめ

今やゲームセンターの「大黒柱」「救世主」とも言える存在となったクレーンゲーム。
売り上げのため難しく設定されている台もありますが、初心者向けの操作が簡単な台もあります。
クレーンゲームファンとして、なくなって困る場所が「ゲームセンター」
クレーンゲームで遊ぶことで、ゲーム業界を賑わせていきましょう!

ゲームセンターで遊ぼう!